2015年7月以降の改定

Premium Investor Visa (PIV)/最上級投資家ビザ
現在、投資家向けのビザとして、以下があります。
サブクラス188 Business Innovation & Investment visa
> Investor Stream 投資家ビザ(投資額150万豪ドル)
> Significant Investor Stream上級投資家ビザ (投資額500万豪ドル)

2015年7月より最上級投資家ビザ(Premium Investor Visa)というのが新たに加わります。
現行の2つのビザは、投資期間は最低4年でオーストラリアでの居住条件を満たすことで4年後に永住権申請が可能となるものですが、新しく加わる最上級投資家ビザは最低1500万豪ドルを投資することにより1年後に永住権が取得でき居住条件もありません。

これに伴い、2014年~2015年にかけて、上級投資家ビザの見直しも行われる予定です。

457 Business Visa/ビジネスビザ
スキルのある外国人をよりスムーズに雇用し、オーストラリアのビジネスを活性化していくことを目的に、2015年7月を目処に457ビジネスビザの以下の点に関する見直しが行われます。
・新規ビジネスの場合のスポンサーシップ期間を12ヶ月から18ヶ月に延長
・特定のポジションにおける英語レベルの見直し

また、最低給与額については、2年後に見直しされる予定です。(現在の最低給与額$53900/年)

ノーザンテリトリー準州の特別措置

現在、ノーザンテリトリー準州の人手不足を軽減し、事業主の人材確保などを目的としたプログラムがあります。Northern Territory Designated Area Migration Agreement (DAMA)という準州と移民局との特別な契約で、産業省によって認められています。期限付きの契約で、2015年2月10日まで、もしくは一定数の人材が集まった時点で終了する予定です。

[概要]
DAMAの規定を満たすNT準州の事業主であれば、457ビジネスビザ申請の条件となっている以下のレベルについての譲歩を求めることができる。但し、産業省が定める職種等によるものである。
1. 最低給与$53900
2. 英語力の証明(IELTS5.0)

[詳細]: http://www.australiasnorthernterritory.com.au/Working/bsm/employer-nominated/dama/Pages/default.aspx

その他の州においては、例外を除き英語力の証明が必要となります。
[証明書]
- IELTS 5.0(4項目全て)以上、または
- OETのスコア“B”以上

[例外]
以下のいずれかに該当する場合は、英語力の証明を免除できます。

- 給与$96400以上での雇用である
- イギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランドもしくはアイルランド国籍を保持している
- 中等教育以上のレベルの教育を英語で継続的に最低5年以上受けており、且つ、一定以上の英語力を必要としない職種での申請である
- 諸外国の外交や領事に関連する職種である

 

オーストラリア国内での健康診断について

2014年7月28日より、オーストラリア国内で受ける健康診断の指定病院は、これまでのMedibank Health SolutionからBupa Medical Visa Servicesに変更となります。

オーストラリア主要都市6箇所(シドニー2箇所、メルボルン、ブリスベン、アデレード、パース)の専用機関とその他30箇所の契約病院で受診できるようになります。

7月28日以降に健康診断の予約を入れる方は、Bupa Medical Visa Servicesのウェブサイトからオンラインで予約をしてください。

職業リストにシェフが加わりました。

2014年7月1日以降、3つの職業が職業リスト(Skilled Occupation List)に加わりました。
新たに加わるのは、以下になります。
■Chefs
■Bricklayers
■Wall and Floor Tilers

来年度の技術能力者ビザ(Skilled Visa)発給数は43,990とされており、職業リストにある職種において全体の雇用数の6%となります。
シェフについては当初6ヶ月間は全体の3%に留めるとのことで、これは現在76,100人がシェフとして働いているとされる中(ABS Labour Force調査)、2,283人がシェフとしてビザ申請が可能になる計算となります。

発給数はこれまでと変わりがないため、新たに3つの職種が加わることで既存の188職種におけるビザ申請のハードルが高くなるとも予想されています。

詳細:http://migrationalliance.com.au/immigration-daily-news/entry/2014-06-new-occupations-added-to-skills-list.html

7月1日以降、職業リストにシェフが加わります

2014年7月1日以降、3つの職業が職業リスト(Skilled Occupation List)に加わることとなりました。
新たに加わるのは、以下になります。
■Chefs
■Bricklayers
■Wall and Floor Tilers

来年度の技術能力者ビザ(Skilled Visa)発給数は43,990とされており、職業リストにある職種において全体の雇用数の6%となります。
シェフについては当初6ヶ月間は全体の3%に留めるとのことで、これは現在76,100人がシェフとして働いているとされる中(ABS Labour Force調査)、2,283人がシェフとしてビザ申請が可能になる計算となります。

発給数はこれまでと変わりがないため、新たに3つの職種が加わることで既存の188職種におけるビザ申請のハードルが高くなるとも予想されています。

詳細:http://migrationalliance.com.au/immigration-daily-news/entry/2014-06-new-occupations-added-to-skills-list.html

MIA(Migration Institute of Australia)より

MIA(Migration Institute of Australia)からのニュースレターが届きました。

■Contributory Parent Visas – Lodged with previous version of forms
投資型ペアレンツビザについて
※2014年6月2日をもって以下2つのビザの申請受付が終了となっています。
Aged Parent (Residence) visa (subclass 804)
Parent (Migrant) visa (subclass 103)
■Labour market testing – Advertising duration
■Direction under s198AD(5) – Unauthorised maritime arrivals to be taken Nauru
■Student visa lodgement change – rumour
オーストラリア国内でETAビザから学生ビザへの変更は出来ないという噂が出回っていますが、あくまでも噂であり、移民局による変更予定も現在のところありません。

詳しくはMIAからのニュースレターをご確認ください。
http://www.mia.org.au/newsletters/id/401/idString/fjbrfj6142

留学生に最も人気な都市はシドニー

4月24日シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)より
AT Kearney(Global Consultancy Firm)がこの度2014 グローバル・シティー・インデックスを発表。ロンドン、パリ、ニューヨークなどを含む83以上の都市の中でシドニーが最も人気の留学先に選ばれました。政府の統計によると、現在およそ5万人がシドニーにある大学、その他5万人が専門コースや英語コースを就学しているとのこと。オーストラリア国内にいる留学生は30万人を超え、国籍は1位から順に中国、インド、韓国、マレーシア、ベトナムとなっている。また、最近発表された移民局のデーターによると、パキスタン、コロンビア、フィリピンからの留学生も増加傾向にあるようです。

参考:http://www.smh.com.au/national/education/sydney-named-top-destination-in-the-world-for-international-students-20140427-zqz2a.html

ビザ申請料の支払いに関する変更点

ビザ申請料の支払いに関する変更点

2014年4月19日以降、クレジットカードでのビザ申請料支払いに際し、クレジットカード手数料が発生することとなります。

●Visa/Master - 1.08%
●Diners Club International - 2.91%
●American Express/JCB - 1.99%

 

 

457ビジネスビザ 調理師、料理人における規制緩和なるか?

移民情報サイトMigration Allianceのブログより

ホスピタリティ業界で現在直面している56000人ほどの人手不足を背景に、オーストラリア移民局(DIBP)は、料理人と調理師における457ビジネスビザ申請の条件見直しを検討し始めている。(参考:通信社The Australian)

業界側として、457ビザ取得に際しての簡素化、特に英語力証明と最低賃金(年間$53,900)の見直しを強く求めているとの事。

Restaurant and Catering Australia(レストラン&ケータリング・オーストラリア)代表のジョン・ハート氏は、The Australian通信社に対し、「ホスピタリティー業界としては、調理師やマネージャーに加え、ウェイターやバースタッフにおいても検討してもらいたい。」と話している。また、ジョン・ハート氏は「実際、料理人や調理師の職に就く人の多くが、調理場で英語を使わない。調理場での言語は料理なのです。英語が要らない料理人や調理師に対して英語力の証明をする必要とすること自体、適切ではありません。」と語っていた。

 

参照:http://migrationalliance.com.au/immigration-daily-news/entry/2014-04-dibp-looking-to-axe-salary-threshold-and-language-requirements-for-chefs-and-cooks.html

学生ビザの変更点 

2014年3月22日より、Streamlined Student Visa Processingに、19の大学以外の教育機関が加わりました。

Streamlined Student Visa Processing とは・・・
学生ビザ申請の場合、通常、国籍と申請する学生ビザの種類によって、アセスメントレベル(AL – Assessment Level)が決められており、ALが高い程、ビザ申請時の条件(資金証明、英語証明など)が厳しく設けられています。2012年3月24日から施行されたStreamlined Student Visa Processingでは、サブクラス 573, 574 または 575のビザを申請される方で、

  • Bachelor degree
  • Masters degree
  • Doctoral degree
  • Non-award university exchange program or a
  • Non-award study abroad program

のいずれかのコースを、登録している41大学の機関で取得する場合、本来該当するALの条件が免除され、AL1(低)に相当する条件でビザ審査を受ける事が可能になります。これにより、ビザ申請から取得までの時間が大幅に短縮されるようになりました。

■移民局ウェブサイト:
Extension of streamlined visa processing to non-university education providers
■Streamlined Student Visa Processing参加校一覧:
legislative instrument listing the education providers

アセスメントレベル(AL)の簡素化
これまでALは、1(低)から5(高)の5レベルありましたが、3月22日より、1から3の3レベルのみになりました。
また、AL3の条件にある資金証明に関して、証明しなければいけない期間が、18か月分から12か月分に短くなりました。AL1とAL2に変更はありません。

■移民局ウェブサイト:
Proposed Simplification of the Student Visa Assessment Level Framework