配偶者・パートナービザ以外の家族でも以下のカテゴリーでのビザ申請が可能になるかもしれません。
親
オーストラリア国籍保持者または永住者の親であれば、ある一定の条件を満たしていることにより、いくつかのビザの申請が可能です。諸々の条件は年齢、オーストラリア国内または国外からの申請などによって異なります。
オーストラリア国内からは以下のサブクラスのビザが申請できます。
サブクラス864 寄与付き高年齢親ビザ
サブクラス884 寄与付き高年齢親ビザ(一時滞在/2年間)
サブクラス143 寄与付き親ビザ(サブクラス173からの申請に限る)
オーストラリア国外からは以下のサブクラスのビザが申請できます。
サブクラス143 寄与付き親ビザ(サブクラス173からの申請に限る)
サブクラス173 寄与付き親ビザ(一時滞在/2年間)
サブクラス143ならびにサブクラス864の場合には、Assurance of Supportを満たさなければならず、最高3人の保証人(親族に限らない)を指名し、ビザ取得から10年間の預け金の支払いと発生し得る福祉・社会保障費の負担をする必要があります(現在の預け金は主申請者は$10,000、その他家族一人につき$4,000)。預け金はビザ取得から10年後、福祉・社会保障費を差し引いた差額分が返還されることになります。
サブクラス884ならびに173の短期居住ビザは2年間のビザで、その間にサブクラス143(国外)または864(国内)の申請を行う必要があります。
主な取得条件
- オーストラリア国内からの申請の場合、男性65歳以上、女性は下記の通り年齢制限あり
生年月日 | 最も早い申請可能日 | 申請可能年齢 |
1947年6月30日以前 | 2011年6月30日以降 | 64歳 |
1947年7月1日から1948年12月31日 | 2012年1月1日から2013年6月30日 | 64.5歳 |
1949年1月1日以降 | 2014年1月1日以降 | 65歳 |
- オーストラリア国籍保持者または永住者を子供に持っていること
- ビザ申請に対してスポンサーがいること
(通常はオーストラリア国籍保持者または永住者の子供がスポンサーとなるが、子供が18歳以下の場合にはそれ以外の人、団体でスポンサーとなることが可能。専門家に要相談。) - Assurance of Support(サポートの約束保証)が得られること
(Assurance of Support詳細ページ) - Balance of Family Test(ファミリーバランステスト)の条件を満たすこと
(基本的には子供の大半がオーストラリア居住者であることが必要です。 Blance of Family詳細ページ) - 健康診断ならびに人物評価に問題がないこと
上記ビザの詳細に関しては、お問い合わせ下さい。
子供
(条件により)最高24歳までのオーストラリア国籍保持者または永住者の子供であれば、ビザの申請が可能です。
主な取得条件
- オーストラリア国籍保持者または永住者の子供であること
(養子も子供として定義されているので、専門家のアドバイス必要。) - 18歳未満、または25歳未満であってもまだ親が扶養義務を負っている場合
(フルタイムで学校に通っている場合などは、18歳以上であっても子供と定義されます。) - 親への依存が証明できること
(金銭的、精神的な依存等証明する必要があります。) - 健康診断ならびに人物評価で問題がないこと
上記ビザの詳細に関しては、お問い合わせ下さい。
その他家族
唯一、取り残された家族等の呼び寄せ等も可能です。
上記ビザの詳細に関しては、お問い合わせ下さい。