サブクラス457ビザ

サブクラス457ビザ

2月23日にオーストラリア移民局大臣がサブクラス457ビザの変更に関する発表を行いました。今回の変更の狙いとしては、サブクラス457ビザ(通称ビジネスビザ)が正当な理由で申請されていることを、今までより厳密に確認することを狙いとしています。多くの変更は今年7月1日から導入するとされています。

大臣からの発表内容として重要な項目のいくつかは下記項目となります。

  • 「真面目な申請」という項目を審査条項に加える。これにより、申請自体が真面目に海外労働者が必要なビザ申請であるのか、それとも単なるビザ取り手段であるかの判断がされる。
  • 一定条件免除の高給金額を18万ドルから25万ドルへ引き上げ。
  • 英語能力免除職種の変更。92000ドルの給料を得る職種以外は英語能力の証明を必要とする。
  • 労働条件監視の強化
  • 労働契約下、事前の取り決め以外の人材派遣業的なビザ労働者の雇用の禁止。
  • Labour Market Testing(労働市場テスト)は導入しない。

 

7月1日から、ビジネスビザ取得条件が厳しくなることが見込まれます。現段階では移民局からの発表内容に応じて、対応をしていくことが必要となりますが、6月30日までに申請をご検討の方は早急に専門家、または弊社にお尋ねください。